晒す中国_1

白いローブで結ばれた男。これは先日、不動産会社に盗みに入った男が警備員に捕まり晒されている様子です。市民からは「やり過ぎではないか」との声が上がっていたといいます。

8月23日、中国湖北省武漢市の不動産会社事務所に盗みに入った男が路上の壁に吊るされるような形で『晒し者』になっている様子が撮影されました。

これは地元メディアが報じた以外でも、中国版ツイッター微博にも同様の書き込みが相次いでいました。目撃した市民によると、窃盗犯は30歳ぐらいの痩せた男で、Tシャツに破れた短パン姿。短パンから伸びた両足には傷があるのが確認できたといいます。
また、男は最初、窃盗現場のオフィスビルの外にある柵に縛り付けられていたものの、その後移動され高さ3mはある壁の上から太いロープで吊るされたといいます。

晒す中国_2

晒した警備員によると、今年の7月21日から同地区で窃盗事件が相次いで発生しており、警戒中だったとのことです。そんな中、警備員は23日午前2時半ごろ建物に近づく怪しい2人組を発見。1人は見張り役で、もう1人が建物によじ登って4階と5階の窓から室内に侵入した。警備員は男が地上に戻ったところを捕まえたものの、見張り役の男は逃走したと話しています。

また警備員は「縛ったのは男が逃げないようにするため。男の足は地面に着いており吊るしてはいない。両足のけがは捕まえた時にはすでにあった」とし、「男をみんなの見えるところに晒したのは見せしめだ」と主張していたといいます。

一方、今回の晒について弁護士によると、「警備員は犯人の身柄を速やかに警察に引き渡さねばならない。拘束時間が長ければ、違法拘禁の疑いが出てくる」と指摘しています。

中国では犯罪者を晒すという行為が行われることがあり、最近では人が集まりやすいバス停やデパートの入り口などに、詐欺や泥棒などの常習犯が顔写真付きで晒されていたことが確認されています。

参考:Record China