売れる高級パック

中国で大変な人気があるというのは、なんと鳥の糞から作られたというパックです。今回は中国における美容についても簡単に紹介していきます。

「デヴィッド・ベッカムとヴィクトリア・ベッカム夫妻が愛用中」「日本の舞妓が昔から愛用している美容グッツ!」などと中国版Twitterこと『微博』で紹介されている鳥糞パック。ネット上で大人気の鳥糞パックは決して安くはなく、1回分のパックが約1800元(約2万9000円)もするものだといいます。

「うぐいすの糞は、肌のきめを整え、顔のトーンを明るくし、高い抗酸化力を備えている。粉末状にしたうぐいすの糞に米ぬかと水を加え、ペースト状にして顔に塗り、その上を緑茶パックで覆えば、効果が倍増する」と説明されているといいます。

一方、南昌市第一病院皮膚科の楊建葆主任は、「鳥類の糞便には大量の細菌や毒が含まれている。パックとして直接顔に塗れば、健康・安全上の問題がないとは言えない」と注意を促しているといいます。

中国における美容

中国における美容については厳しい就職難を受けて、多くの大学生が夏休みに「就職活動前のプチ整形」が殺到しているといいます。

また、中国では近年安価な日本製化粧品が人気で、日本で中国人相手に代理購入をしている人物によると、「例えば、資生堂の洗顔専科パーフェクトホイップは、1カ月で100個以上売れる」と話しています。日本の商品の購入が最も活発なのは上海のネットユーザーとされ、中国全土の消費総支出の21%を占めています。

第三者決済サービスを提供する「支付宝」によると、中国人による日本の賞品を扱うサイトでの消費額は前年比300%と急速な増加をみせているといいます。中国の大手ショッピングサイト「淘宝網」には、日本の商品の代理販売店が1万4539件あり、そのほとんどが日本製の化粧品や服、ベビー用品を扱っているとのことです。

参考:Record China