全運会

スポーツマンシップなどという言葉は影も形もない・・・?。AFP通信は「けんか、かみつき、抗議が中国の“オリンピック”だ」と題する記事掲載しています。

日本で言う国体にあたる「全運会(中華人民共和国全国運動会)」。中国では4年に一度全運会が行われ、全土から集められた選手らが多種に渡り競技を行うことから、中国のオリンピックともよばれているそうです。選手にとっても重用な大会でメダルを獲得すれば昇進、逆に成績が悪ければ解雇される恐れもあるといいます。

しかし、大会の現場ではよくわからない光景を見ることができるといいます。今回行われた遠泳競技では女子選手同士が接触したということで、つかみ合いの喧嘩。挙句の果てに片方が噛み付きケガをさせる事態に。結局2人ゴールすることは出来なかったといいます。

また、レスリングでも噛み付きが発生。女子ラグビーでは審判の判定に不満を持ったチームが抗議し、試合途中からプレーを拒否しました。この時、メンバーはコート内で組んで立ちすくみ、相手チームが繰り返し得点を重ねるのを黙ってやり過ごしていたといいます。

▼女子ラグビーの様子


全運会は1959年に第一回大会が行われたものの、今では五輪や世界大会に押され、存在意義が低下しつつあるとのことです。

参考:Record China 

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