韓国洪水2022_1

韓国で実に1世紀ぶりの大洪水となり、ソウル市が水没するという被害が発生しました。これに関して市内では排水溝がゴミでつまり適切に排水できていなかった例がいくつか報告されています。

韓国メディアKBSによると、今回の大雨で注目されたケースとして水没したソウル江南駅ではある住民が賢明にも排水に詰まったゴミを取り除く姿が見られ、別の地域でも排水溝に溜まったゴミを取り除いたところ、膝まであった水が一気に抜け10分で無くなったケースもあったとしています。



記事によると、大邱の中心街である東城路では排水溝を開けてみると様々なゴミが詰まっており、タバコの吸殻やマスク、携帯ケースもでてきたといいます。ゴミの厚さは実に20cmに達していたといい22回救い出したことでようやく排水ロが見えました。

問題はこの排水溝ではなく他のところも同様であり水が抜けないことで道路に溢れ出すことになります。

また道路の排水溝だけではなく市内の市場でも問題があります。じつは排水溝が板やマットで塞がれていることがり、これは違法な状態だといいます。実は排水溝を覆っているには理由があり、悪臭がするといい中にはマットを3重にして防いでいるケースもあるといいます。

韓国洪水2022_2

自治体も排水ロの掃除はしているものの完全に力不足の状態であり、同じような被害がでないよう市がまずは対策を講じてほしいと訴えてます。

記事は以上ですが洪水時に排水溝を掃除するという行くという行為に命を失う可能性があります。これは水圧で身動きが取れなくなる場合があり、どうしても取り除きたい場合は消防にまかせるか棒などを使い安全な状態で行動することが求められます。