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韓国ではかなり前から不法滞在者が問題になりつつあるのですが、最近発表された内容によるとタイ人だけでなんと14万人も不法滞在していると報じられています。いったなぜこれだけの規模になっているのでしょうか。

韓国政府は2021年に不法滞在が問題視されたことで電子旅行許可制度『K-ETA』を導入。タイなど112カ国の国民は韓国に入国するにはまず旅行許可を受けなければなりません。これはオンライン申請する方法が利用でき、韓国法務部の職員が毎日許可するかどうかを決定しているとのことです。

[특파원 리포트] 불법체류 14만 명…태국인들은 어떻게 한국에 들어오나?
https://news.kbs.co.kr/news/view.do?ncd=5531875

もちろんタイ人は入国は容易ではないといいます。理由は単純で入国後失踪するタイ人が増えているためです。しかしこの制度にも穴があります。済州島です。

ここは「済州特別自治も特別法」によってビザはもちろんK-ETAも必要ありません。新型コロナウイルスによる入国規制が解放され今月2日にはタイ発済州行きチャーターが到着。法務部も済州島におけるタイ人の入国審査を大きく強化し8月2~9日までタイの1,228人が済州空港に降りたものの、このうち736人が「滞在目的不明」として入国を拒否。拒否した半数は過去にK-ETAで入国を申し込んだものの不許可だった人とのことです。

では入国できた人はどこにいったのか。済州島で入国審査を通過したタイの観光客の20%程度。8月2日から6日までの4日間、入国審査を通過して済州空港を出たタイ人観光客280人のうち55人が観光日程を超えて失踪しました。

当然入国しても金無くては生きてはいけません。韓国で合法的に働いているタイ人は1万8,000人いるものの、彼らの所得は月4万5,000バーツ、日本円で16万円程度です。しかしタイではタイ大卒初任が2万バーツであるため2~3倍になります。そのためタイ人は韓国に不法入国して働くということをしています。

一方でタイでは韓国への入国を補助するブローカーが存在しており、彼らは10万バーツ、約36万円をしらえば入国の方法と入国後の違法就職まで斡旋しているといいます。

記事では国民はタイ人に偏見をもったり不快な目で見る人が多いものの、彼らを不法に雇用しそれを消費しているのはまた韓国人自身だとKBSは主張しています。