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先日日本のニュース番組でも報じられた四川省で発生した鉄砲水の様子。7人が死亡する事故になったのですが、実は管理者らが何度も「逃げろ!」と呼びかけていたものの無視した利用者が死亡していたことが明らかになりました。

今月13日、四川省にある竜漕溝という川で急激に川の水が増加する鉄砲水が発生し、この川で遊んでいた親子らが流され死亡するという事故が発生しました。実はこの川は毎年この季節になると雨により何度も鉄砲水が発生しており、地元では危険な川として知られているそうです。
そのため地元政府もこれまでキャンプなどしないよう呼びかけていたといいます。

しかし今回発生した鉄砲水による死亡事故に関して、実は事故現場を管理する人物が利用者らに対して「頼むから早く逃げてくれ」と何度も呼びかけを行っている様子が撮影されており、これを無視した結果命を落とす事故になりました。



もちろん現場には入水禁止の看板があり非常に危険な川であることは利用者らは認識していたと考えられます。近年はSNS映えするスポットとしても有名になってしまったらしく、当時も多くの人が遊んだり避暑地として訪れていたといいます。



このような川は地元の人しか本当の危険さを知らないことが多く、観光客としてはどのくらい危険なのかが想像できないという側面もあります。同様に警告を無視したことで死亡したケースは日本でも度々発生しており事故は繰り返されるということになりそうです。