生贄 ボリビア

日本を始め昔の宗教観でよくあるのは生贄という儀式です。日本では城を立てる際に例えば生贄つまり人身御供として生き埋めにされるケースが知られていますが、なんと現代のアステカ地方に位置するボリビアでは現在でもガチで生贄が行われている実態が明らかになりました。

イギリスのデイリーメールなどによると、事件があったのは2022年8月5日、ボリビアに住む30歳のアルバレスさんはラパス県エル・アルトという都市で開催されていたという祭りに参加していたといいます。

Man 'smashes way out of COFFIN after being buried alive "as sacrifice to mother earth"' in Bolivia | Daily Mail Online
https://www.dailymail.co.uk/news/article-11103241/Man-smashes-way-COFFIN-buried-alive-sacrifice-mother-earth-Bolivia.html

生贄 ボリビア_1


彼は当時友人らと酒を飲んでいたところ飲みすぎて意識を失ってしまったといいます。彼はトイレをしようと起き上がろうとしたもののなにかにぶつかり、何かに入れられていることがわかったといいます。そこで壁を押していたところガラスが割れ砂が入ってきたことで埋められていることに初めて気づいたといいます。

埋められた深さが浅かったのかなんとか脱出することに成功。その後地元の男性に助けを求め警察署にいったところ、なんと彼は祭りが行われていたところから80kmも離れた建設現場に埋められていたことがわかったといます。

アンデス地方の生贄儀式と関係は…?

彼が当時訪れいてた祭りは「母なる大地の祭り」というイベントでパチャママという神が口をあけるとされ供物を捧げるということを行っています。この供物は現在は動物や植物の葉など様々なものだといいます。しかし現地では古い時代に行われていた生贄の儀式、現地では「sullu」と呼ばれる人身御供が今も行われている可能性が指摘されているといい、アルバレスさんも「sulluの儀式で使いたかったのだろう」と主張しています。

気になるのは彼と一緒にいた友人です。アルバレスさんは酒を飲んだと説明されており、それに睡眠薬などが入れられていた可能性があるのですが状況はよく分かっていません。当然50kmも離れたところで少なくとも車で移動され1時間以上も状態で起きないのも不自然です。

ちなみに地元の警察は「アタナは酒を飲んでるでしょ?酔ってるだけなんじゃない?」などとまともに取り扱ってくれなかったと説明しています。