Ka-52

現在は欧米各国がウクライナに対して積極的に武器供与を行っているロシアの侵攻。ウクライナ空軍によると、今月14・15日だけで少なくとも3機の攻撃ヘリKa-52を撃墜したと発表しています。

これはウクライナ空軍司令部が発表していたもので、対空ミサイル部隊がロシアの軍のKa-52を撃墜したとフェイスブックで明らかにしているものです。このフェイスブックによると前日にも同様の撃墜を報告しており、少なくとも3機は撃墜したことがわかっているとのこと。

Ukraine says it downed three Ka-52 helicopters in two days
https://defence-blog.com/ukraine-says-it-downed-three-ka-52-helicopters-in-two-days/

ウクライナで撃墜されたロシア軍のヘリに関して統計を調査しているオリックスブログという研究チームによると、2022年2月24日の侵攻開始以降、ロシア軍の近代的なヘリとなるKa-52が撃墜されたのは少なくとも15機だとしています。

現在ウクライナでは主に西側、NATO諸国が武器・弾薬を供給しており、その驚異に晒されているのはロシア軍です。ロシアで配備されているKa-52の数は170機あまりとされ多さっぱに1/10が失われたということになります。

Ka-52 アリゲーター



同機は1997年に初飛行、2011年に引き渡された機体で機体は全長13.5m、重量は7.8トン。フル装備での重量は10トン弱あります。機首に30mm機関砲を搭載。翼のように突き出た部分には合計2トンまで搭載できるハードポイントあり、対戦車ミサイルやロケット弾、機関砲などを搭載することができます。