
近年日本でも人気の登山。一方お隣韓国では登山が理由で半身不随になりその責任が管理している山の責任者がいったいどこにあるのか報じられています。
SBSによると、ソウル郊外、南側に位置する都市に暮らすAさん夫婦は今年4月、近所にある山に登ろうと夫婦で訪れたものの、まもなく溝に転落、沢には木で作った橋がかかったっているものの粗末なもので妻が滑らせ転落。これにより首から下が動かなくなるという状態になりました。
[제보] 등산로서 미끄러져 사지마비…책임은 '핑퐁' | SBS 뉴스
事故現場は「登山道入り口」と記載された看板はあるものの安全のためのロープや階段といったものもないとのこと。

そこで問題になったのはこの登山道が一体誰が管理していたのかです。夫婦側はその土地の所有者である城南市に責任があるとして登山路安全管理責任と保険加入の有無を尋ねたところ、市は「登山路保険はある。どこで怪我をしましたか?」と聞い回答したところ「そこは市の管轄ではなく法人の地だ」と説明されたとしています。
[제보] 등산로서 미끄러져 사지마비…책임은 '핑퐁' | SBS 뉴스
事故現場は「登山道入り口」と記載された看板はあるものの安全のためのロープや階段といったものもないとのこと。

そこで問題になったのはこの登山道が一体誰が管理していたのかです。夫婦側はその土地の所有者である城南市に責任があるとして登山路安全管理責任と保険加入の有無を尋ねたところ、市は「登山路保険はある。どこで怪我をしましたか?」と聞い回答したところ「そこは市の管轄ではなく法人の地だ」と説明されたとしています。
実はその地は開発事業の敷地となっており、造成工事が終了したあとに城南市に引き継がれる予定だったとのこと。ただいろいろ問題があり市の管轄だと指摘しています。
念のためその法人に問い合せたところ「事故があったことは知っています。それに対して会社側でどう特別な立場を表明することはない」と説明されたとのこと。
念のためその法人に問い合せたところ「事故があったことは知っています。それに対して会社側でどう特別な立場を表明することはない」と説明されたとのこと。
Aさん家族はあのような状態で登山路の入り口と付けて開放をすればさらに大変な事故になっていたかもしれないと話しています。
ただし、そこに架けられた橋など人工物による怪我などは基本的にそこを管理責任が生じる可能性があるとしています。つまり今回のケースでは市側に責任がある場合がでてくるとしています。
今回のケースも夫は普通に通過していることを考えれば不注意で転落した可能性が高く、いずれにしてもすべての責任が管理者側にいくということはありません。
登山道における責任有無
登山で発生する様々な事故について問題なのは死亡事故などが発生した場合その責任は誰にあるのかです。簡単に調べたところ日本ではいわゆる整備された『遊歩道』での事故は管理している側に責任が生じる可能性があるものの『登山道』、つまり誰も管理していない道については原則自己責任となるケースが多いとしています。ただし、そこに架けられた橋など人工物による怪我などは基本的にそこを管理責任が生じる可能性があるとしています。つまり今回のケースでは市側に責任がある場合がでてくるとしています。
今回のケースも夫は普通に通過していることを考えれば不注意で転落した可能性が高く、いずれにしてもすべての責任が管理者側にいくということはありません。