image_145

国家の安全保障に繋がる軍の情報。特にごく一部の限られた人がいか知ることしかできない情報は日夜収集されているのですが、そのようなヤバイ情報にもアクセスできるウィリアム大尉は1983年にこつ然と姿をけしました。

北カリフォルニアに暮らしていたウィリアム・ハワード・ヒューズ・ジュニア。彼は当時空軍大尉で1983年に脱走したと認定されました。そして発見されたのは2018年6月6日。、サンフランシスコのデーリーシティでした。

How an Air Force captain who deserted was discovered 35 years later
https://taskandpurpose.com/news/air-force-deserter-william-hughes/

彼はなぜ脱走したのか、そして35年間何をしていたのでしょうか。残念ながら詳しくは分かっていません。ウィリアム脱走兵は1973年に入隊し、彼が携わっていたのはアメリカの核兵器の維持と研究でした。
その後、空軍の新しい兵器と装備をテストするという評価センターに配属され、彼はNATOの指揮統制、通信システムなどの機密計画や分析の任務も行っていたといいます。

1983年つまり失踪した時は彼はオランダでNATOの管制電子監視航空機の運用などを行っていたといい、2週間後の8月1日にはアメリカに帰国し購入したばかりの家に戻る予定でした。しかし、この日を最後に行方不明となります。彼は自宅の住所付近で28500ドルを19の口座から引き出していたことがわかり、家宅捜索を行ったところ本人が記載した「やることリスト」や本などが見つかりました。その後彼の車はアルバカーキ国際空港で発見されます。

彼は米国の機密情報と北大西洋条約機構の機密情報にアクセスできる権限をもっているということもあり米軍側は警戒を強めました。一方で彼がどこにいったのか、軍、警察、国際機関が捜査したものの結局発見できませんでした。

当時彼の脱走はテレビ等でも報じられていたのですがしばらくしてそれも消えました。そして2018年、彼は国務省の外交安全保障局が行っていたパスポート詐欺の捜査で発見されました。
当時彼はデーリーシティで結婚していたほか、カリフォルニア大学オークランド校でも普通に働いていたといいます。彼は仲間からは評判がよかったとのこと。

逮捕後彼は脱走の罪で有罪判決を受け軍刑務所で45 日間の刑を宣告。1か月後に控訴したものの棄却されていました。出所後について現在も彼はどこに言ったのかは不明とのこと。

アメリカ空軍では2016年時点で62人が失踪しているとのことです。