海外の複数メディアによると、2022年8月16日カミラ・メンドーザちゃん3歳が不調、発熱、嘔吐で病院に運ばれたものの状態が悪くサン・ルイス・ポトシ州の大病院に搬送されたといいます。当時の様子についてはメンドーザちゃんは重い脱水状態で発熱を抑えようと濡らしたタオルや解熱剤が処方されたといいます。

Una niña de 3 años declarada muerta se despierta en su funeral | People en Español
https://peopleenespanol.com/noticias/nina-camila-muerta-despierta-funeral-mexico/

原因は食中毒による症状とされるのですが、午後9時に緊急治療室に運ばれるほどの重症でそれから1時間後に死亡が宣告されました。

葬式は17日に行われたのですがメンドーザちゃんの入った棺のガラスが不自然に曇っていることに気づいたといいます。そして祖母らが確認したところ目が動いていることがわかったといいます。そして家族らが脈を確認したところ確かに生きていることが判明。直ちに病院に運ばれたものの残念ながらその後死亡が確認されました。

医師による診断書は1回目は脱水症による死、2回目は脱水症状に加えて脳浮腫となっていたとしています。

今回の出来事について母親は「私が本当に望んでいるのは、正義が果たされることです。私は医師らに恨みはありません。ただ医師、看護師、院長を変えて、二度と同じことが起こらないようにしてほしい 」と口にしています。

死者が蘇るラザロ現象

実は今回のように心肺停止後、蘇生措置が中止された後に自ら復活するという例が医学的にも確認されています。これはラザロ現象と呼ばれているもので、確率としては0.6%前後、1000人に6人程度です。この内容を記した論文によると5人については心停止後再び心臓が動き出すまでの時間は3～8分。5人については1時間半～26時間以内にすべて死亡してます。