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エアコン無しの生活は現代社会では考えられないとほど必須になっています。特に命にも関わるほどなのですが、海外ではそのエアコンが遠隔操作され設定温度が一定以上下げれないという出来事があったと報じられています。

国内で販売されている家庭向けエアコンはIoT機器ではなく要はオフラインでインターネットに接続したとしても操作はリモコンで行える程度のものです。しかし、アメリカでは空調システムを提供する会社が遠隔操作して設定温度を変更できないというよくわからないことが行われているとしています。

Thousands of Xcel customers locked out of thermostats during 'energy emergency'
https://www.thedenverchannel.com/news/contact-denver7/thousands-of-xcel-customers-locked-out-of-thermostats-during-energy-emergency

もちろん理由があるといい、コロラド州では先日の猛暑でエネルギー緊急事態が発令されていたといいます。このような理由からエネルギー企業が提供していた空調システムが外部から遠隔操作したというものです。

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とあるユーザーによると、画面には「温度設定はロックされている。緊急事態が発令されたためだ」などの文言が表示されていたといい、設定できる温度は25~26度になっていたとのこと。この一方的な遠隔操作により2万2000人あまりが影響を受けたとしています。

利用者はもちろん同意済み…それどころか『お金』をもらっていました

もちろん利用者に対して勝手に遠隔操作したというのではなく、あくまでこれに同意しプログラムに参加することで100ドル(1万4000円)と別途25ドルの報酬を得ていたユーザーに影響があったとしています。

運営元は今回初めて遠隔操作を行ったとしているのですが、報酬を得ていたユーザーからは一部で「設定を変更できないのは受け入れられん!!」と非難する声もでているとのこと。

設定温度25度でも熱いとなればそれはエアコンではなくむしろ住環境に問題がある可能性があります。