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世界でも珍しい兵器を保有しているアメリカ。AC-130Jは輸送機をベースに側面に105mm砲など装備している非常に珍しい機体です。これに関して最近新しい主砲に交換されたと報じられています。

低速かつ機体を左に傾けつつ直接地上に105mm砲を打ち込む機体、AC-130J。その中でも最大の攻撃力があるのはこの105mm砲になるのですが、今回は新しいものに交換されたものではなく、外観も変わっているなど新し設計の元開発されたアップグレード版だとしています。

Our First Look At An AC-130J Ghostrider Gunship's New 105mm Gun

具体的に新旧見分けるポイントはいくつかあるのですが、大きいのは主砲に取り付けた三角形の構造です。旧モデルには主砲の先に三角形の構造がついており、新型にはそれがありません。

▼旧モデル
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▼新モデル(三角形の構造がない)
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実はこの新しい主砲については先端にねじ山がありここにフラッシュハイダーという装備を接続するとしています。また本体についてもこれまでもM102 榴弾砲とM137A1 反動機構が組み合わせていたもののこの両方は米陸軍でも運用はされていないといい、そのような理由からも交換の必要性が求められていたとしています。

▼新モデルの反動機構。砲弾の装填などは戦車のように手動で行われている
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