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数日前よりウクライナ北東部で大規模な反撃作戦が実施されロシア軍に占領されていた地を再び奪還したと報じられています。これに関してあくまでロシア側の見解として自軍の8倍近い兵力が投入されていたと語られているそうです。

これはロイター通信などが報じている内容で、ロシア国営メディアによるとハリコフ州に駐在していたロシア人当局者の話しとして、侵攻以降ロシア軍の占領下に置かれていたハリコフ州で大規模な反撃作戦が行われたことに関して、兵力差が実に8倍近くに達していたと見解を示しているそうです。

この8倍というのはあくまで公式なものではなく、どこからかの情報筋でその数値をだしているものと考えられるのですが、ウクライナの電撃戦によりハリコフが接するロシアの国境にまで迫ってきたとしており、記事では「約5000人の民間人がロシアに避難した」と説明しています。

この5000人についてはいったいどのような人たちなのか。主に親露派、もしくは侵攻後この地にやってきたようなロシア人が中心と感がられるのですが、ウクライナ人も含まれている可能性があります。



報道では10日にロシア国防省が「イジューム周辺(電撃戦が行われた地域)のロシア兵に撤退を命じ、ドネツク州の他の作戦を強化するよう指示を出した」と発表されてます。一方で疑問なのは、ウクライナがこの8倍という規模の戦力を投入したことで結果、戦闘することなくロシア側は装備類も置いたまま後退したという映像があります。

▼異常な速度で撤退するロシア軍の戦車。途中で落ちているのは兵士。

なぜ撤退命令が出されたのに武器や必要な装備を置いて逃げたのかという疑問があり、可能性として考えられるのは前線の部隊が後退したこと受けて後方部隊が現場を無視して撤退した可能性があります。

ただ、依然として広大な土地がロシア軍により占領された状態であり、この戦闘がウクライナ侵攻の転換点になるのかは以前して見通せない状況です。