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ロシアがウクライナに侵攻して既に半年。ウクライナは現在東部そして南部で反攻しており、ロシア軍が残した大量の兵器押収したとされているのですが、実はその中に『RTU 518-PSM』という戦闘機の電子戦に利用する軍事的価値が大きい装置を押収した報じられています。

RTU 518-PSMはウクライナ北東部ハリコフ地域にあるイジューム市近くにうい楽したロシアのSu-30SM (フランカーH)の残骸から発見されたとしています。このような電子戦ポッドはかなり貴重なものらしく普通であればロシア軍が爆破するなどして破壊することが考えられるのですが、行われていなかったといいます。

Ukraine Just Captured One Of Russia’s Most Capable Aerial Electronic Warfare Pods
https://www.thedrive.com/the-war-zone/ukraine-just-captured-one-of-russias-most-capable-aerial-electronic-warfare-pods

こちらが発見あれた電子戦ポッドです。

RTU 518-PSM
このように翼の両端に搭載しています。

記事によるとKhibiny-Uと呼ばれる装置でシリアル番号RF-81773。記事によるとどうやらロシア軍が使用している最新の電子戦装置とみておりかなり大きな収穫だとしています。

Khibiny-Uは右翼端のRTU 518-PSM ポッドと左翼端のRTU 518-LSM1ポッドで構成されており、敵のレーダーなどからの脅威的な電磁スペクトル放射を検出するパッシブ レシーバーだといいます。
例えば敵の防空ミサイルに対する自己防御システム主な役割があり敵の一般的なレーダー誘導ミサイル妨害する能力や無線周波数メモリ(DRFM)技術を使用して、実際の航空機を隠すために偽の電波を生成する能力も含まれるとしています。

回収されたRTU 518-PSM ポッドはかなり良好な状態で回収されたといい特に西側にとっては最新のものであるため価値が大きいと見られています。