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ロシアによるウクライナ侵攻。こにれ関して囚人を兵士として募集しているなどと過去に報じられていたのですが、ここ最近なんとホームレスを兵士として募集していたことが確認されたと報じられています。

Task & Purposeによるとロシアの政府当局者が2022年8月に慈善団体『Nochlezhka』に訪れたとしています。この団体はどうやらホームレスを支援するような活動を行っているらしく、団体に対してロシア軍との契約つまりホームレスらに対して兵士を募集するチラシを配りたいとしていたといいます。

Russia is recruiting at homeless shelters to fill its army

記事によると、団体はホームレスに対してこのような募集は許可していないといい、政府当局者に対して「チラシは配布できない」と拒否。その後、政府職員らはシェルターを去ったとしています。団体によるとこれ以上の説明はできないとしておりロシア政府の一体誰がどのような意図でホームレスを募集していたのかの詳細は明らかになっていません。
もちろんこの慈善団体以外にも行っていることは間違いなく、既に募集は始まっているものと考えられます。

ロシア兵は2万人前後が死亡か

ロシアが特別軍事作戦などとウクライナに侵攻してから半年。「俺たちはロシア系住民を守る!」などといいつつなぜか無関係な首都を攻撃し一般人を巻き込み殺害。更に首都を陥落させるため周辺の村で虐殺を行いながら電撃作戦を行ったもののロシア軍の明らかな技量不足・物資不足などの理由で失敗。結果的に現在も戦闘を行っています。この間、ロシア側の被害は兵士だけで7~8万人が死傷しており、うち1/3が死亡したとされています。

ロシアには兵士の規模を190万人から240万人に増強する命令がプーチン大統領により出されており集まらない兵士を確保するためホームレスにまで手を出したことはほぼ間違いありません。ロシアではこのウクライナとの戦争は「特別軍事作戦」などとしおてり『戦争』とは位置づけていません。戦争ではないことで法律で徴兵することが禁止されているらしく、あくまで自主的に参加する形での募集にとどまっているとのこと。

記事ではロシアにはホームレスが500万人いるといい、政府としてはこのような問題を解決するためにも兵士として働かせることでホームレスの減少と兵力の増強を両立させるという考えに至った可能性があります。