移動式SM-6_1

外見はまるで大型コンテナ、中身は対空・対艦ミサイル…そしてトマホーク。アメリカが開発しているのはトラックで輸送できるSM-6を収めたランチャーの移動発射システムです。最近ヨーロッパで試験が行われたと報じられています。

海外メディアによるとヨーロッパからアフリカを管轄するアメリカの第6艦隊の公式SNSアカウントに投稿されたもので、「SM-6移動式地上発射モジュールによる船団保護のリハーサルを行った」とし「これにより迅速な防御ができるようになった」としています。

Navy Unveils Truck-Mounted SM-6 Missile Launcher In European Test (Updated)

image_240

記事によると今回テストされた発射システムは艦艇に搭載されているMk 41 垂直発射システムを改造したペイロード展開システム (PDS) と呼ばれるものです。

実はこの兵器は2021年10月の米国陸軍協会の年次会議で発表されていたもので、資料によると『タイフーン』と名付けられたシステムです。この資料でも運用できるミサイルはSM-6、そしてトマホークと発表されていました。

image_331



▼2019年にアメリカではトマホークを発射する試験を行っています。


いずれにしても艦艇のMk 41 垂直発射システムで運用可能な兵器であれば発射することはできると考えられるのですが、コンテナで輸送可能なサイズに納めることで既存の港湾施設やトラック、鉄道を利用できるなど迅速に輸送・展開できると考えられ艦艇と同レベルの命中精度が出せるのかは不明ですが、優れた兵器になると考えられます。

このような「コンテナに収めて発射する」というのはロシアなども開発してるという内容が過去に報じられていたものの運用されているのかは不明です。