
軍事力を大幅に増強させている中国。その開発に至っては公にならないものも多いのですが、最近甘粛省にある空軍基地の衛星写真(Googleアース)でこれまで確認されていない謎の機影が確認されたと報じられています。
The Driveによると、この機体はTwitterユーザーである@foolsballさんが発見したもので、中国中北部甘粛省にあるリンタオ空軍基地です。
Mysterious J-20 Fighter-Like Shapes Appear At Remote Chinese Airbase

こちらが問題の機体が写っている衛星画像です。

拡大するとこのようになります。左に謎の機体、右はJ-7というソ連のMiG-21です。
問題なのはこの機体がいったいなんなのか、中国がこれまで開発した機体に該当するものが見当たらないことです。

よく似ているのはJ-10ですがこちらは垂直尾翼が1枚で上の衛星写真では2枚かつエンジンも2基あることは間違いなくこれではありません。

最も該当するのはこちらのJ-20になるのですが、機体部分の幅が異なるなど若干の違和感を感じます。
記事ではこの機影は予想として『膨張式のおとり』ではないかと見ています。これは特にロシアなどでは戦闘機や戦車に似せた空気で膨らませるダミーというものがあり、「それではないか」と指摘しています。
▼空気で膨らませるダミーバルーン


中国でも軍事ファンが多く存在しており、例えばJ-20であっても当局の発表前に試作機が撮影されネットで公開されていました。
仮に今回の機体が新型機だったとして複数機あることから試作初期段階ではありません。既に初飛行も終え1年以上経過したような量産型に近い機体ということが考えられます。そのため、誰1人新型機を撮影できなかったとは考えにくいです。
そのような点もあることからJ-20を模したダミーバルーンの可能性が考えられると紹介されています。
Mysterious J-20 Fighter-Like Shapes Appear At Remote Chinese Airbase

こちらが問題の機体が写っている衛星画像です。

拡大するとこのようになります。左に謎の機体、右はJ-7というソ連のMiG-21です。
問題なのはこの機体がいったいなんなのか、中国がこれまで開発した機体に該当するものが見当たらないことです。

よく似ているのはJ-10ですがこちらは垂直尾翼が1枚で上の衛星写真では2枚かつエンジンも2基あることは間違いなくこれではありません。

最も該当するのはこちらのJ-20になるのですが、機体部分の幅が異なるなど若干の違和感を感じます。
記事ではこの機影は予想として『膨張式のおとり』ではないかと見ています。これは特にロシアなどでは戦闘機や戦車に似せた空気で膨らませるダミーというものがあり、「それではないか」と指摘しています。
▼空気で膨らませるダミーバルーン


中国でも軍事ファンが多く存在しており、例えばJ-20であっても当局の発表前に試作機が撮影されネットで公開されていました。
仮に今回の機体が新型機だったとして複数機あることから試作初期段階ではありません。既に初飛行も終え1年以上経過したような量産型に近い機体ということが考えられます。そのため、誰1人新型機を撮影できなかったとは考えにくいです。
そのような点もあることからJ-20を模したダミーバルーンの可能性が考えられると紹介されています。