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ロシアがウクライナに侵攻して既に半年以上が経過し、現在はウクライナの反転攻勢が伝えられているのですが、一方でロシアは士官学校での課程を短縮するなどして若い兵士を短期間で戦場に送り込もうとしていると報じられています。

これは先週の16日に報じられたもので、発表を行ったのはイギリス国防省ということである程度信頼性の高いないようと考えられます。

それによると、具体的にどの程度短縮されているのかは不明ですが、士官学校にいる学生らに対しても兵力を増強を名目にそのようなことを行っているとしています。

ロシアでは最近も国民に対して予備役を招集するなどと30万人規模の動員を決定し、後方支援に当てるとプーチン大統領が発表しました。

一方で少し前にはロシアの民間軍事会社が刑務所の囚人に対して、前線で戦争するための兵士を募集するということを行っている映像が流出しています。囚人兵については後方支援ではなく突撃部隊としており最前線で戦う『兵』となっています。この囚人兵に対しては「恩赦と生還時の一時金20万ルーブル(約47万円)支給」というものになっているとも報じられていました。

▼ロシア国防省の女子寄宿学校。親が軍人で20倍もの倍率を突破する必要がるという(参考)卒業後は進路を選べるらしい。
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長年訓練を受けた兵士ではなく年齢が若い士官学生や『ゴロツキ』も利用しなければならないほどの状況であり、言い換えればロシアがウクライナで相当数の兵が死亡または負傷し使い物にならなくなっていることが伺えます。

ロシアでは外国人部隊として外人の志願兵を募っているともされており、海外では高給とロシア国籍取得の道がひらけるなどと謳い求人していることも確認されています。