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ロシアがウクライナに投入している航空戦力の規模については計り知れないのですが、今月24日ウクライナ空軍は戦闘機や戦闘攻撃機などの有人機を4機、無人機やミサイルなどを多数撃墜したと発表しています。

ウクライナの参謀本部によると2022年9月24日、侵略されているロシア軍との最前線でジェット機4機を撃墜したと発表し、撃墜したときと考えられる映像がネット上に投稿されました。

Ukraine Situation Report: Multiple Russian Aircraft Shot Down In A Day


こちらの映像は予想ではSu-34とみられる機体です。右のエンジンから火を拭き最後には墜落した模様。
▼Su-34 横に二人搭乗する大型の戦闘爆撃機
Su-34-7

こちらは不鮮明でよく分かりませんが動画の説明ではSu-30SMとしています。

▼Su-30
Su-30SM
 
こちらの撃墜されたSu-30SMとする映像についてはハルキウ(ハリコフ)州上空でドローンにより撮影されたものだとしています。また撃墜したのは兵士が肩持ちで発射する携帯式防空ミサイルシステム「すスティンガー」だとしています。

気になるのはなぜロシア機が低空で飛行しているのかです。当然高高度では防空ミサイルの餌食になる可能性があるためと思われるのですが、ウクライナでどの程度機能しているのか。機能しているため低空飛行をしなければならない…ということになるのですが、これもよく分かっていません。

そしてロシアには大型の爆撃機がいくつかあるのですが今のところ撃墜されたということは聞いたことがなく、その点からもウクライナの防空システムがある程度機能していると考えられます。つまり大型の爆撃機がウクライナ側に入れば容易に撃墜されてしまう可能性があるというものです。