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ウクライナどころか自国の国民にも被害を出しているロシアのプーチン大統領。その兵員増強のため国民を強制徴集することを既に行っているのですが、ロシア国外に脱出しようという動きは人工衛星により国境の様々な箇所で撮影されています。

想定外の損害をだしついに国民をも招集することにしたプーチン大統領。自信の『野望』のために国民の命を駒にするという半世紀以上昔に見た構図が再び現実のものとなったのですが、これに関して徴集をさけるためロシアを捨て、プーチンから逃れるため国外脱出する人たちの姿が宇宙から撮影されています。

この写真は2022年9月23日頃に撮影されたもので、米国の衛星写真を販売している民間企業が公開したものになります。いずれもロシアから隣の国に続く国境を写したものです。

まずこちらの写真はロシアとモンゴルの国境写真だといい、23日に撮影されたものには昔撮影されたものでは見られない渋滞の様子が写しだされてました。当然、モンゴルからロシアに入る車は皆無です。

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当然、モンゴルとの国境以外も北西では昔ソ連時代に侵略し領土を奪ったフィンランドに対して入国するロシア人も増えており同国の国境守備隊の発表によると、「今月25日の1日間だけで国境を超えたロシア人は8000人だ」と発表しており、部分的動員が発令された18日以降、2倍という数値になっていると話しています。

ただ、フィンランド当局によるとプーチンが部分的動員という事実上の強制招集を発表する前の1週間まえから入国するロシア人が増え始めていたといい、平時に比べると桁違いに多い人数になっていると考えられます。

一方プーチン大統領は部分的動員という大統領令に対して、例えば兵役の拒否や動員の拒否などをした場合は最高で10年の懲役刑と刑法を改正するなど狂気となっています。

参考