旅客機 被雷

空を飛ぶ航空機は落雷に遭遇する確率は高くなってしまうのですが、では被雷した場合機体はどのようなダメージを負うのか、写真が公開されました。

2022年9月25日、イタリアのミラノから離陸したeasyjetの機体がイタリア上空で被雷。本来の目的地ナポリではなくバーリという地域に緊急着陸しました。記事では90人乗りで乗員乗客は無事でバーリに到着後陸路でナポリまで移動したとしています。

INCIDENT This is how bad looks the winglet of an easyJet A320 after being struck by lightning - AIRLIVE
https://www.airlive.net/incident-this-is-how-looks-the-tail-of-an-easyjet-a320-after-being-struck-by-lightning/

Topの画像は被雷した機体です。具体的にどの機体が被雷したのかはよくわからなのですが、左の主翼、ウィングレットと呼ばれる先端ではないかと考られます。旅客機は被雷する構造で作られており、仮に被害にあったとしても機体は問題がないように設計されており、雷により墜落する確率はほぼゼロに近いとされています。

しかしこの写真では先端部分が焦げ、翼のつなぎ目に電流が流れたのか焼損している様子が確認できます。easyjet側によると、航空機については通常、被雷した場合、通常は機首もしくは翼に落ち、そのまま金属のボディーを流れて機体後方から放電する設計となっているとのこと。

そのため機体が著しく損傷することもほとんどないとしています。