戦闘経験者_3

先日、プーチン大統領が明らかに切羽詰まった表情で国民に対して推定で30万人規模、実際は100万人とされる規模の徴集を発表しました。その第1陣にあたる徴集兵は既に動員され派遣されているのですがなんと彼らには前線で戦う意図があるのか、銃が手渡されました。

これは今月28日、ウクライナ領土でロシアが占領したクリミア半島で撮影された写真です。これが徴集兵なのかはよくわからないのですが、年齢も体格もバラバラであることを考えれるとそうだと考えられます。

プーチン大統領は国民を徴集兵するという第二次世界大戦以降初の動員を決めた大統領令を発表したとき何を言っていたのか。セルゲイ・ショイグ国防相も合わせグダグダと何かを説明していたのですが、これらによると今回招集するのは、そこらの兵役をしただけの一般人ではなく「軍務経験者、軍事分野において専門性を持つ者、戦闘経験者」だとしています。

▼専門性をもつ戦闘経験者の高齢者
戦闘経験者_1

そしてプーチン大統領ら一味は徴集された兵士は「特別軍事作戦が実施されている地域に送られたりすることはない」としています。つまり非戦闘地域です。

戦闘経験者_2

当然この写真は見た目というか出陣式でパフォーマンス的なものであり、この写真のように銃を持って前線に送られることはないと考えれるのですが、それでも銃を持たせるということは「戦闘が想定されている」という印象をあたえてしまいます。

どちらにせよ、プーチン大統領を支持しウクライナ侵攻をあれだけ支持していた人がどのような扱いを受けようとも外国人が気にすること自体がおかしな話しですが、現代でもこのようなことを行っている国が海を挟んだ向こう側にあることは認識しておく必要があります。