
軍需大手、アメリカのレイセオンによるとアメリカ空軍が運用する空対地極超音速巡航ミサイルの開発および将来の配備に関してレイセオンとノースロップ・グラマンのチームが選定されされたと発表しています。
新しい時代のミサイルとして極超音速ミサイルというものがあります。これは音速、超音速を超えた速度の極超音速(一般的にマッハ5以上)で飛行するもので、敵の防空網を突破できる兵器として各国で開発が始まっています。
US Air Fore selects Raytheon, Northrop Grumman to deliver first hypersonic air-breathing missile
極超音速ミサイルについてもいくつかタイプがあります。一つは弾道ミサイルのように宇宙に到達し急降下、大気圏内と宇宙を飛び跳ねながら落下するもの。そして、今回のミサイルのように大気圏内を通常の巡航ミサイルのように吸気し燃焼しながら長距離飛行するものです。
レイセオンはこのミサイルについて「高度な脅威が世界中に出現する中、極超音速攻撃巡航ミサイルは私たちの戦闘機に切望されていた機能(戦力)を提供します」と発表しています。
ノースロップ・グラマンによると「私たちのスクラムジェット推進技術は、より速く、より生き残りやすく高性能な兵器の新時代を切り開いています」としており、動力はスクラムジェットエンジンを搭載していることを示唆しています。
このスクラムジェット エンジンは通常のエンジンのように0km/hから動作することができません。つまり燃焼を開始するには速度を出した状態にしなければならず、ロケットブースターで加速のようなものを行う必要があります。ある程度加速するとスクラムジェットで燃焼を開始できるようになりこれによりマッハ 5 以上の極超音速まで加速し持続的な飛行が可能になります。
その配備時期についてはなんとも言えないのですが、数年後と予想できます。また運用できる機体については大型の爆撃機に限定される可能性があります。
US Air Fore selects Raytheon, Northrop Grumman to deliver first hypersonic air-breathing missile
極超音速ミサイルについてもいくつかタイプがあります。一つは弾道ミサイルのように宇宙に到達し急降下、大気圏内と宇宙を飛び跳ねながら落下するもの。そして、今回のミサイルのように大気圏内を通常の巡航ミサイルのように吸気し燃焼しながら長距離飛行するものです。
レイセオンはこのミサイルについて「高度な脅威が世界中に出現する中、極超音速攻撃巡航ミサイルは私たちの戦闘機に切望されていた機能(戦力)を提供します」と発表しています。
ノースロップ・グラマンによると「私たちのスクラムジェット推進技術は、より速く、より生き残りやすく高性能な兵器の新時代を切り開いています」としており、動力はスクラムジェットエンジンを搭載していることを示唆しています。
このスクラムジェット エンジンは通常のエンジンのように0km/hから動作することができません。つまり燃焼を開始するには速度を出した状態にしなければならず、ロケットブースターで加速のようなものを行う必要があります。ある程度加速するとスクラムジェットで燃焼を開始できるようになりこれによりマッハ 5 以上の極超音速まで加速し持続的な飛行が可能になります。
配備はいつか…?
気になるのはその配備がいつになるのかです。これに関して記載はないのですが、レイセオンとノースロップ・グラマンの極超音速巡航ミサイルは既にプロトタイプの試験は完了していると考えられ、量産型が今回生産するという意味になると思います。その配備時期についてはなんとも言えないのですが、数年後と予想できます。また運用できる機体については大型の爆撃機に限定される可能性があります。