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外国人が違法に国内に滞在し続ける問題。どこの国でも問題になっているのですが、韓国メディアによると留学生として入国した外国人が中退した後も帰国しない問題が報じられています。

朝鮮日報などによると、国会教育委員会のミン・ヒョンベ議員が教育部と法務部から受け取った資料として、国内の大学に留学し中退した外国人は去年末時点で10,335人だとし、不法滞在者として韓国国内にとどまっているのは7割にあたる6,947人に達するとしています。

この数は過去の累計で、年ごととしては2018年に1419人、2019年に2883人、2020年、4692人と毎年増えているとのこと。

理由についてはどうやら新型コロナウイルスにあるのではないかとしており、帰国が難しくなった理由も考えられるのですが、一方で韓国内では外国人の安い労働が入ってこなくなったことでこの留学生を不法就労させていた事例が相当数あると政府が側が判断しているとのこと。

国別としてはベトナム人が65.2%、4531人とも多く、ウズベキスタン14.4% 1001人、モンゴル7.0% 488人 、中国 4.2% 292人です。

日本でも多々報じられているようにこのような不法滞在者は犯罪を起こす問題が指摘されており、記事でも「外国人留学生の不法滞在は犯罪につながる危険性がある」と指摘しています。