
ウクライナに侵攻し既に半年以上が経過。この間ロシア軍の様々な戦車が返り討ちにあう姿が撮影されネット上に投稿されているのですが、ロシアでは戦車不足を補うため輸出型として生産された戦車もウクライナに投入した報じています。
Defenceblogによると、ウクライナ侵攻を始めこの6ヶ月間で大量の装甲車両を失ったとみられ、国内では海外に輸出する目的で製造されたT-90Sについもて自軍に転用することが決定されたみたいだと報じています。
Russia uses T-90S tanks originally bound for export customers
https://defence-blog.com/russia-uses-t-90s-tanks-originally-bound-for-export-customers/
このT-90Sはアルジェリア、トルクメニスタン、ベトナムなどの外国向けに生産されたモデルとのこと。
記事によると現在ロシア軍は100日間の戦闘で1日平均7両ほど戦車を失っていることが視認的に確認されているのですが、実際はこれよりも多い可能性があるとも指摘されています。
具体的には軍事アナリストが運営するOryx Blogによると、ウクライナ侵攻以降ロシア軍は少なくとも1,200両の戦車(装甲車も含む?)を失っていると指摘しているそうです。
1200両というと当然日本が配備している戦車の数倍近いのですが、仮に本当だとするとロシア軍が配備し運用可能な状態の戦車の実に40%を既に喪失した可能性があるといいます。
ロシアでは古い戦車を軍事転用できるように保管しています。これはモスボールと呼ばれるもので整備することで新たに生産するよりもコスパよく実戦投入できるというものですが、これについてもかなり限定的な運用にとどまっているとみられています。
ウクライナでは第二次世界大戦後に運用され始めたT-62という冷戦初期の戦車も投入されているといい、ここから見ても深刻な戦車不足に陥っていることは間違いありません。いずれにしてもこの戦争は長期化が考えられるものの、欧米の強力な支援も続いていることからも将来のロシアは潜在的な戦力不足となることは明白であり敗北する未来しかないということになります。
Russia uses T-90S tanks originally bound for export customers
https://defence-blog.com/russia-uses-t-90s-tanks-originally-bound-for-export-customers/
このT-90Sはアルジェリア、トルクメニスタン、ベトナムなどの外国向けに生産されたモデルとのこと。
I’m looking… they’re all around. My organization isn’t the best so work with me. T-90s being prepared. pic.twitter.com/A3dmZhl0J9
— ayden (@squatsons) October 2, 2022
記事によると現在ロシア軍は100日間の戦闘で1日平均7両ほど戦車を失っていることが視認的に確認されているのですが、実際はこれよりも多い可能性があるとも指摘されています。
具体的には軍事アナリストが運営するOryx Blogによると、ウクライナ侵攻以降ロシア軍は少なくとも1,200両の戦車(装甲車も含む?)を失っていると指摘しているそうです。
1200両というと当然日本が配備している戦車の数倍近いのですが、仮に本当だとするとロシア軍が配備し運用可能な状態の戦車の実に40%を既に喪失した可能性があるといいます。
ロシアでは古い戦車を軍事転用できるように保管しています。これはモスボールと呼ばれるもので整備することで新たに生産するよりもコスパよく実戦投入できるというものですが、これについてもかなり限定的な運用にとどまっているとみられています。
ウクライナでは第二次世界大戦後に運用され始めたT-62という冷戦初期の戦車も投入されているといい、ここから見ても深刻な戦車不足に陥っていることは間違いありません。いずれにしてもこの戦争は長期化が考えられるものの、欧米の強力な支援も続いていることからも将来のロシアは潜在的な戦力不足となることは明白であり敗北する未来しかないということになります。