アマゾン

定期的に安く購入できるアマゾンセール。しかし一部の商品では通常の販売額を値上げし、そこから割引きすることで『割引き感』を出していると指摘があったのですが、調査した結果事実であることが明らかになりました。

期間限定のセールスやプロモーションで価格から大きく割り引きされているのを見ると、思わずお得な印象を受けてしまうものです。こうした心理を利用して、Amazonでは価格をつり上げた後で値引きをするといったやり方が横行しているとの研究結果が報告されました。

ギガジン
記事によると今回調査の対象となったのはアマゾンで販売されセール期間でも販売されていた掃除機です。

研究を行ったのはフロリダ大学のJinhong Xie氏らの研究チームで、アマゾンが値上げした価格から値引きをすることで大幅に安くなったように見せる「値上げと価格の同期化(price-increase and list-price synchronization:PILPS)」という手法の実態を調査を行ったといいます。

つまりどういうことかというと、通常は1000円で売っているものをセール期間前に1500円に吊り上げ、セール中に「500円オフ!」となどと表示することで利用者は「いつもより500円もやすい!」と思い込ませ買わせるという手口です。他にも1200円にして500円オフにすることで割引額を抑える方法も同様です。

記事によると、研究では売られている約1700機種の掃除機の多くでPILPSが行われていたとしています。つまりセール前に値上げしたもので、割引額から差し引いた額は値下げされていたものの、うち22%の製品はセール前の通常価格より高くなっていたとしています。

他の製品についてもデジタルカメラ・ミキサー・ドローンの13%、書籍の3%でもセール前に値上げしていました。アメリカでは不正な定価設定を禁止する法律があるものの、実質抜け穴が存在しているとも紹介されてます。