ウクライナ軍の反攻が伝えられ、奪還した地域が連日報じられているのですが、東部リマンという地域で撃墜されたのではない空中分解したと考えられるSu-34が見つかったと報じられています。
墜落したSu-34が見つかったのは見出しでも紹介したようにウクライナ東部、ロシアが併合した気になっている地域にあるリマンという都市です。記事によると、ウクライナ空軍司令部が今月2日に公式に発表しているもので「新型の戦闘爆撃機Su-34の破片を見つけた」としています。
発表ではこの機体は撃墜されたものではなく、ロシア軍がリマンから退却するときに墜落したものではないかと表現されてます。現地メディアによると機体には『09』というナンバーが記されていたとのこと。
▼ロシア軍のSu-34デモ飛行。この機体は『03』
ウクライナ侵攻でロシア軍は確認されているだけで16機が撃墜されています。また誤射も発生しており今年7月にはロシア軍のSu-34を敵機と勘違いしロシア軍が撃墜したケースもあるとのこと。
ゼレンスキー大統領は2日に「リマン地域を完全に奪還した」と発表しています。プーチン大統領はこの地域を月末の9月30日に併合したなどと一方てきに発表したものの翌日の10月1日にはロシア軍は退却、ウクライナ軍が奪還することに成功しています。