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仕事ができなくなるような腰痛から行動が難しくなるほどの強い腰痛もあるのですが、アメリカの医療会社は従来のような手術ではなく熱で痛みを原因を取り除く装置を開発・試験しています。

この熱で痛みを取り除く『イントラセプト』と呼ばれる治療は医療会社 Relievant Medsystemsにより開発されたもので、椎骨から発生する腰痛の一般的な原因に取り組む低侵襲手術に分類されています。

Chronic back pain treatment blocks nerve signals with heat
https://newatlas.com/medical/lower-back-pain-treatment-intracept-nerve-signals-heat/

方法としては患者を麻酔で眠らせ痛みを発生させている椎骨に小さいプローブを挿入。高周波のアブレーションを使用し脊椎基底神経を加熱。これにより痛みの信号が脳に伝わるのを防ぐといいます。手術は目安として1時間程度で済むとのこと。

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同社はアメリカのFDA(日本の厚生省)に2016年に許可を受けており。これまで140人に対して臨床試験をおこなっています。

結果として治療後 2年間 31% の患者が腰痛が出なかったと回答。48人の患者が参加した別の研究では、69%の患者が「痛みが50% 減少した」と報告。38%が1年後に完全に痛みがなくなったと報告しています。さらに別の研究では34%が治療から5年間腰痛がでていないと回答しており、既に長期間に渡る軽減を実証しました。

同社は「この治療法が利用可能になる前は慢性的な背中の痛みに苦しんでいた患者に確実な治療オプションを提供することは課題だった。Intracept は、患者が生活の質を向上させ鎮痛剤の使用を減らし、脊椎矯正手術を回避するのに役立ちます」と説明しています。