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大量殺人といえば多くても10人程度、そのぐらいの単になるのですが、海外では少なくとも350人を殺したという人間が今もどこかにいるとされています。この『アンデスの怪物』という人間はいったいどこにいるのでしょうか。

ペドロ・ロペス。中南米に潜伏していると言われているのはこれまで特に子供を中心に350人殺害しているのはアンデスの怪物と呼ばれる人間です。この殺人鬼は1970年代以降からコロンビア、ペルー、エクドルの3カ国の国境を行き来し子供をターゲットに殺害。

例えば1週間に3人の子供が犠牲になるなど、ペルーだけでロペスに殺害された人は100人を超えています。方法としては特に貧民家庭の子供をターゲットにしており、プレゼントを渡すなどして警戒心をとき誘拐し殺害するとのこと。

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現在ロペスは年齢が70代半ばで、1978年にペルー国内で住民に逮捕され集団リンチにあった過去があるといいます。その後、警察に引き渡したもののペルーがエクアドルに人身売買しロペスが出国しました。当時はエクアドルに追放された、というような意味合いで報じられていたとされています。

一方でエクアドルでも殺害を繰り返し1980年には懲役16年となりました。16年はエクアドルでは最も重い刑でした。その後、生まれた国であるコロンビアに送還。コロンビアの司法部は精神病院に入れることを決め1998年に出所したといいます。

しかしもちろん殺害を繰り返しインターポールが手配令を発令したものの、これ以降は具体的な行方がつかめていません。ロペスの行方が確認されたのは1999年に住民票を更新するために登録所に訪れたときが最後だとしています。

参考