Su-24_1

ロシアメディアによると現地時間、今月9日ウクライナと国境を面する地域でSu-24が墜落したと報じました。この機体は旧ソ連時代に設計された機体の派生型と考えられ、パイロットは脱出しているとのこと。

DefenceBlogによると墜落したのはウクライナ東部、ロストフというロシア側の地域で9日、可変翼機で知られるSu-24 フェンサー 1機が墜落したと伝えています。ロシア側の発表によると試験飛行中に墜落したと発表しているだけで具体的な状況まではよく分かっていません。

Russian strike jet crashes near Ukrainian border
https://defence-blog.com/russian-strike-jet-crashes-near-ukrainian-border/

Su-24はパイロットらは前後ではなく旅客機のように横に二人搭乗するタイプで墜落する前に脱出。機体はシビルカ村という地域に墜落したとのこと。墜落した機体を見る限り高高度から落下したというものでもなく、機体形状が維持されていることから低空かつ低速状態で脱出したのではないかと考えられます。

そのため墜落は翼が折れるなどの問題ではなくエンジントラブルが疑われます。



Su-24は1967年に試作機が飛行した戦闘爆撃機でどちらかというと爆撃任務に運用されています。Su-24は以降発展型がいくつか生産されており、現在Su-24M2というアップグレード型が運用されています。他にもSu-24MP フェンサーFという電子戦機、Su-24MRという偵察型があり、ロシア周辺、特にウクライナ地域や黒海地域では主力偵察機となっているとしています。

▼Su-24M
Su-24

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