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ロシアが特別軍事作戦などと理由をつけウクライナに侵攻。まもなくそれから8ヶ月が経とうとしているのですが、ここにきてロシアは交渉で達成できる可能性があるなどとこちらも意味不明なことを主張していることが明らかになりました。

ウクライナ東部ドンバスという地域でウクライナ人が親ロの人間を迫害している、などといういくつかの理由で侵攻を始めたロシア人。結果ウクライナの無関係な一般人を虐殺し、ロシアの一般人を半ば強制招集してウクライナで死亡させているロシアですが、最近「特別軍事作戦」の目標は変わっていないとしつつも、交渉によって達成できる可能性があるという見解を示したと報じられています。



具体的に何を交渉しようとしているのか、何を求めているのかは不明です。交渉すらせず侵攻を始めたロシア人がウクライナでも世界でも『ロシアの劣勢』になっている時点で、そもそも交渉などという言葉はありえません。

ロシアとしてはクリミア半島と最低でもドンバス地域の割譲でも求めていると考えられるのですが、ウクライナ側はウクライナの「クリミア半島も返せ」と言っており、そもそもこの時点で交渉はど始めれるはずがありません。

あまりに稚拙な発言を出したのはペスコフ大統領報道官という人間なのですが、記事によると「ロシアに対する西側の「敵対的」な態度を踏まえると近い将来に西側と協議できる見込みはない」とも説明しています。

つまりロシアとしてはこのままでは「敗戦」となる可能性があり、「交渉」という形で終わりたいと考えられます。