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欧米では大干ばつ、それ以外の地域では逆に大雨がふるなど各地で異常気象が頻発しているのですが、先日ナイジェリアの大河川が氾濫するなどして140万人が被災したとみられると報じられています。

ナイジェリア人道主義業務部によると、今月6日以降に降り続いた大雨によりニジェール川とベヌニ川が氾濫するなどして住宅4万5000軒以上と7万566ヘクタールの農地が完全に破壊されたと発表しました。特に2つの川が合流する流域では広く氾濫が発生したとしており、ニジェール川では洪水で船が転覆するなどして76人が死亡するなどの被害が出たとのこと。

こちらがNASAの人工衛星により撮影された洪水発生流域。川幅も2倍近くになっており水量の多さが確認できます。
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ナイジェリアではこの季節、雨が降りやすい気候が続くとしており、北部地域では11月の終わりまで、南部では12月まで続くといい、氾濫し破壊された川による洪水被害は続く予想がされています。