ここ最近盛んに報じられているのは地球環境問題。屋根にソーラーパネルを搭載するご家庭も増えているのですが、今回は殆ど運用されていない屋上風力発電です。実はこのAeromine Technologie製の装置、いわゆる羽のない風力発電になっています。
風力発電といえば大きい風車を回してその回転エネルギーでモーターを回転させ電気を生み出しています。ただ、この風車、風切り音や振動により低周波音を発生させるなどいわゆる公害がでる可能性があります。
ではAeromineが開発している発電装置はどうなのか。なんと表面上に羽が存在しません。
Rooftop wind system delivers 150% the energy of solar per dollar
Aeromineによると、独自の「動かない」屋上風力発電機は同じ価格のソーラー発電の装置よりも最大 50%多くのエネルギーを供給するといい、屋根のスペースも10%しか占有せず(ソーラー発電に比べた比率?)、これまでの風力発電よりも大幅に静かに動作するとしています。
従来の風力タービンと同様にこの装置もサイズが重要です。つまり取り込むサイズが大きければ大きいほど効率も上がっていきます。Aeromineの風力エネルギー『ボックス』は、屋根に占める面積は比較的小さいですが、サイズは画像の比較として高さは3mはあると見られます。
▼空気は下から吸う
発電装置はボックスの内部に存在しています。こちらの画像のように風は開いた下側から吸い上げます。つまり上部の翼のような構造で本体内部を低圧にして吸い込むような構造にするというものです。構造がシンプルであり高価なパーツを使用していないためコストパフォーマンスは優れているのではないかと見られています。
つまり一定の方向で風が吹き続けるような地域で設置が求められます。
ではAeromineが開発している発電装置はどうなのか。なんと表面上に羽が存在しません。
Rooftop wind system delivers 150% the energy of solar per dollar
Aeromineによると、独自の「動かない」屋上風力発電機は同じ価格のソーラー発電の装置よりも最大 50%多くのエネルギーを供給するといい、屋根のスペースも10%しか占有せず(ソーラー発電に比べた比率?)、これまでの風力発電よりも大幅に静かに動作するとしています。
従来の風力タービンと同様にこの装置もサイズが重要です。つまり取り込むサイズが大きければ大きいほど効率も上がっていきます。Aeromineの風力エネルギー『ボックス』は、屋根に占める面積は比較的小さいですが、サイズは画像の比較として高さは3mはあると見られます。
▼空気は下から吸う
発電装置はボックスの内部に存在しています。こちらの画像のように風は開いた下側から吸い上げます。つまり上部の翼のような構造で本体内部を低圧にして吸い込むような構造にするというものです。構造がシンプルであり高価なパーツを使用していないためコストパフォーマンスは優れているのではないかと見られています。
欠点・デメリット
この装置、とても優れている都市設置型の風力発電と思ってしまうのですがデメリットも存在しています。まず正面方向からしか空気を取り込めない点です。つまり南向きに設置したら南風でしか発電できません。これはボックス本体が動かせないためです。つまり一定の方向で風が吹き続けるような地域で設置が求められます。