彩虹7(CH-7)

海外のロシア型メディアによると最近中国で2018年にモックアップが登場した彩虹7(CH-7)について飛行している様子が確認されたと報じられています。この機体は偵察機として運用できる以外も、攻撃機としても運用できるといわれています。

2018年に中国国際航空宇宙ショーで初めて公開されたのは彩虹7(CH-7)という機体です。形はアメリカが開発していたX-47、ロシアのS-70 オホートニク、(オホートニク-B)に似ているもので、いわゆる全翼機タイプの見た目になっています。

Китайские военные приступили к испытаниям аналога российского «Охотника»



こちらが地上から撮影された彩虹7です。2018年に「2022年までに開発を終え生産に入りたい」と発表していたもので、機体カラーがいわゆる黄や緑の試作機カラーではないため量産型の可能性があります。ただこの機体が中国に採用されたものなのか、国有企業の中国航天科技集団が自社開発しているだけのものなのかは不明です。

サイズは全長10m、翼幅は22m。総離陸重量は13トン。最高速度900 km/hに達するとしています。そしてUAVのペイロード、つまり爆弾や偵察ユニットなどの搭載重量は2トンとしており十分な性能があります。

動画では車輪も出ておらず、初飛行のものではないことは間違いありません。つまり既に何度か飛行試験が行われた後の様子を撮影されたもので開発は相当進んでいることは間違いありません。