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ズレたり曇らないメガネを付ける必要がない利便性があるコンタクトレンズ。これに関してアメリカ、カリフォルニア州で最近、とある眼科医が患者の目から23個ものコンタクトレンズを取り外した事例を報告しています。

カリフォルニア州ニューポートビーチにある眼科医であるカテリーナ・クルティーバ氏は最近、ある高齢者の目に入れられた大量のコンタクトレンズを摘出するという珍しい事例があったと報告しました。

具体的には患者は70代半ばの女性で、目の痛みとかすみがあり2年ぶりに検査に来たとのこと。問診では、古いコンタクトレンズから分離した破片か、患者の角膜に傷が理由かな?と考えていたとのこと。

そこで軽い麻酔をかけて目を見たところ上まぶたと下まぶたには目立ったものはなかったといいます。そのまま、まぶたを開いたままにし、患者に下を向くように指示したところ、衝撃的なものを発見をしました。医師は「ギネス世界記録の瞬間かもしれない!」と判断し直ちにアシスタントに録音するようもとめたといいます。

医師は「私は20年近くの患者の目を見てきたが、このようなものは見たことがありませんでした」と語っています。実はこの患者はコンタクトレンズを外すのを忘れ毎朝新しいレンズを入れ続けた結果発生したものだといい、記事では「誰かが忘れた」という記載になっていたことから。家族や介護士あたりを指すと考えられます。

このことに医師は「患者も信じられず数を聞き直してきた」とのこと。摘出されたレンズは互いにくっついていたため寧にそれらの塊を取り除き正確な枚数を集計したとのことです。

気になるのは患者の目ですが、幸いなことに永久的な損傷を受けておらず、痛みなども引き1 か月後には元気になったと説明しています。ちなみに医師は「メガネにしたほうがいいんじゃないか?」と促しているものの、患者はすでに再びコンタクトを使用しているとのことです。