The Driveによると、これはイギリス国防省が公式ツイッターで発表しているもので、要約すると見出しで紹介したようにウクライナ侵攻前の時点でKa-52は約90機程度実戦配備されていたと考えられており、2022年2月24日以降うち少なくとも23機が撃墜されたり破壊されたといい1/4程度が失われている可能性があるとしています。

Ukraine Situation Report: Russia's Ka-52 Attack Helicopter Fleet Has Been Massacred
https://www.thedrive.com/the-war-zone/ukraine-situation-report-russias-ka-52-attack-helicopter-fleet-has-been-massacred

またイギリス側の発表として何で撃墜されているのかについてはウクライナの携帯型防空システム(MANPADS) 、つまり主に兵士らが肩撃ちで発射するようなもので攻撃されている可能性があるとしています。



合わせて、現在のロシアにおける航空戦力に関しては「ロシアは最前線付近における効果的な固定翼近接航空支援を確実に実施するために十分な航空優勢を維持できていない。砲兵の弾薬が不足している。ロシアの司令官は戦闘中の軍隊を緊密に支援するために利用できる数少ないオプションの1つとして、リスクの高いものの攻撃ヘリコプター任務の実施さらに頼るようになっている」と指摘。
要するに攻撃機などが活動するには地対空ミサイルの驚異にさらされており、低空低速で飛行する攻撃ヘリに頼っているのではないか？としています。

今回Ka-52の23機という撃墜数は、独自に研究している民間チームの数と一致しています。この民間チームによるとその他のヘリについてはMi-8 ヒップ輸送ヘリコプター 12機撃墜、Mi-24 攻撃ヘリコプター 3機、Mi-35 ハインド攻撃ヘリコプター 5機、Mi-28 ハボック攻撃ヘリコプター 6機、未知の回転翼航空機 5機と集計しています。