image_30

主に海外の山火事などで運用されている固定翼機の空中消化機。先日、消火活動中に斜面に墜落する映像が撮影されました。

海外メディアによると、事故があったのはイタリアのシチリア島にあるエトナ火山です。詳細は不明ですが、斜面で山火事が発生し今月27日に消火活動に出動していたといいます。

墜落した機体はCanadair CL-215/415で、カナディア サービスを提供するBabcockにより運営されていた民間の消防公共救助業だといいます。




動画はいくつかの角度で撮影されたものが投稿されています。機体はかなり低空で侵入。山火事の規模が小さかったのか理由は不明ですが、パイロットは急速に進路を変更しているため投水がわからなかった可能性があります。その後、投水したものの機体が大きく傾きそのまま姿勢となり墜落という形になりました。

状況についてはパイロットが2名乗っていたのですが死亡とのことです。
image_29

なぜこのような無謀とも言える姿勢で飛行したのか、前後の状況がよくわからないのですが、現場を見ても山火事といっても特に森林がないような地域でありそもそもこの機体を投入するほどのものだったのかは疑問です。