10世代ipad

10月26日に発売されたApple社の10代目iPad。10代目にしてよいうやく他の端末では主流のUSB-Cに変更されたものの、データで転送速度はなんとUSB2.0、旧Lightroomと同じであることが判明しました。

これは海外のガジェット系ニュースサイトが報じているもので、日本では26日に販売されたiPadではようやくUSB-C端子が搭載されたもののデータ転送速度などが何故かUSB 3.0などの通信規格ではなくUSB2.0(Lightroom)止まりの480Mbps(0.48Gbps)になっていることがわかったというものです。

iPadは他にもiPad ProやMiniが販売されています。これらはどうなのか。
お察しですが、M1チップ以降の最上位シリーズiPad ProはUSB 4規格に準拠しており最大40Gbps。これは10世代iPadの83倍も高速な規格となっています。
もちろん第5世代 iPad miniもUSB 3.1 Gen 2で最大10Gbps、第4世代iPad AirであってもUSB 3.1 Gen 1で最大5Gbpsで通信することができるため、10世代iPadが異常なレベルになっているのかがわかります。

問題なのはなにかの手違いでソフトウェアでUSB2.0として認識させている可能性があるのですが、仮にハードウェアレベルの制限であれば規格上これ以上の速度をだすことができません。もちろん、大量のファイルを外部と読み書き使用させなければ特に問題にはなりません。
ただ、今後も無印iPad シリーズではUSB2.0規格を他機種との差別化目的で入れてくる可能性も考えられます。

アップル製品について新型iPhoneについても値上がりしたわりに目立った性能アップがなかたなど不発となっており、今回の10世代iPadはUSB-Cに変更されたという特徴はあったものの罠があったということなります。