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今月8日から13日まで開催される珠海航空博覧会という2年ごとに航空宇宙関連のイベントで、アメリカのX-47に似た全翼タイプの無人機が撮影されました。

これは先月30日、展示会場となる珠海で撮影されたもので、機体名などはよくわかっていないのですが機体そのものはモックアップではなく実際に動く試作機ではないかと指摘されています。

Mystery Stealthy Drone Emerges Ahead Of China's Big Arms Expo

気になる機体形状は尾翼が存在しておらずいわゆる高いステルス性能が確保できる全翼機となっています。どのようの形状はアメリカのX-47やロシアのハンターと呼ばれる機体と同等のものになっています。

この機体が無人偵察機なのか攻撃機なのかよくわかっていません。撮影された画像から胴体側面に開口部が設けられていると考えられ何らかの兵器もしくは装置が搭載可能ではないかとしています。

中国では先日CH-7などと呼ばれているこちらも全翼機タイプ機体が飛行している様子が撮影されており、双方の機体が同じなのかも不明です。ただ、こちらの画像については実機なのかラジコンなのかもよくわかっていません。

ちなみにこの機体は成都航空機産業グループ (CIAG)が設計・製造したものだとされているのですがこれも未確認です。また軍に採用されるものなのか、自社が独自開発しているものなのか、輸出モデルなのかも不明であり、機体サイズなどの詳細は11月8日以降に明らかになります。