火の手が急速に広がっており、消防隊員が到着して鎮圧するまでには1時間30分もかかったといいます。現場については家は全焼。黒く煮込んだ骨格だけが残った姿となりました。早く避難したおかげで男性は大きな負傷を負わなかったものの、家と車を失いペットの一匹も失ったとしています。

実は消防も当初隕石が原因で火災が発生したとは考えていませんでした。そのため火災の原因を探すことことに難航しました。その後、消防当局は当時現場周辺の住民らから隕石が落ちる場面を目撃したという証言多数を確保。目撃者たちは一様に「空から『燃えるようなボール』が落ちた」と述べSNSにもこれを裏付ける映像が公開されたといいます。

男性によると「消防士らから隕石に遭遇する確率は4兆分の1で極めて稀なことが起きた言われた」といい「どうやら私は今日、ロトを買わなければいけないようだな！」と取材に語っていたとのこと。


このように隕石が落下して屋根が壊れたり、貫通するケースは数年に1度発生しています。この4兆分の1という数値については隕石による偶然にも火災が発生し家が燃えてしまった確率ということになります。当サイトも10年以上運営していますが隕石による火災を紹介した例は今回は初めてであり極めて稀であることは間違いありません。