主に小型・中型機に採用されているターボプロップエンジンの機体。これはファンではなくジェットエンジンでプロペラを高速回転させる構造になるのですが、実はこの機体に関して先日、何か整備中に使う、本来取り外さなければならないものが誤って機体を貫通したと報じられています。
AIR Liveによると事故があったのはスウェーデンのサーブ社とアメリカのフェアチャイルド社によって1980年代に開発されたサーブ340という全長約20m、乗員約35名程度の小型機です。この機体にはゼネラル・エレクトリック製CT-7-9A/9B型ターボプロップエンジンを搭載しており、冒頭紹介したように4つ枚のプロペラを回転させて飛行します。
INCIDENT The fuselage of a Link Air SAAB 340 was penetrated by a propeller strap in Canberra - AIRLIVE
事故があったのは今月10日、オーストラリアの国内線で首都キャンベラからシドニーの路線で記事によると離陸してからまもなく事故が発生しました。事故について客室乗務員からパイロットに連絡があり、高度3000フィート約1000mで上昇するのをやめ直ちに緊急着陸のルートに入ったとのこと。離陸してからわずか7分後に戻ったとしています。
この事故に関して原因はプロペラ ストラップというものが機体を貫通していたことがわかっています。そのスロトラップが高速回転するプロペラで飛ばされ機体を貫通して客室内に入りました。偶然にも客に直撃しなかっため死者は出なかったものの周囲の3人が飛び散った破片などで負傷したと報告されています。
こちらが貫通した機体。左翼に付けられていたもので人が乗る頭付近に破損箇所ができています。
そしてこちらが外からみた写真。機体にパックリと貫通した痕跡が残っています。
この事故を受けて輸送安全調査員は既に調査を行っているのえすが具体的に始まったばかりで事故原因までは明らかになっていません。
このストラップはプロペラを固定するために使用されるもので、本来は飛行前に取り外すことになっているといいます。もちろん機体が飛び立つ前は日本国内であれば人が機体の下で作業をしており殻ならず誰かの目につくはずです。もちろんプロペラについているとすれば異常なものがついていると気づくはずですが事故が発生してしまった、ということになります。
ちなみに今年1月には折れたプロペラが客室内を貫通するという事故も発生しており、ターボプロップエンジン機であればプロペラが回転する真横に座るのはこういった事故に巻き込まれる可能性がゼロではないというのは覚えておきたいところです。
INCIDENT The fuselage of a Link Air SAAB 340 was penetrated by a propeller strap in Canberra - AIRLIVE
事故があったのは今月10日、オーストラリアの国内線で首都キャンベラからシドニーの路線で記事によると離陸してからまもなく事故が発生しました。事故について客室乗務員からパイロットに連絡があり、高度3000フィート約1000mで上昇するのをやめ直ちに緊急着陸のルートに入ったとのこと。離陸してからわずか7分後に戻ったとしています。
この事故に関して原因はプロペラ ストラップというものが機体を貫通していたことがわかっています。そのスロトラップが高速回転するプロペラで飛ばされ機体を貫通して客室内に入りました。偶然にも客に直撃しなかっため死者は出なかったものの周囲の3人が飛び散った破片などで負傷したと報告されています。
こちらが貫通した機体。左翼に付けられていたもので人が乗る頭付近に破損箇所ができています。
そしてこちらが外からみた写真。機体にパックリと貫通した痕跡が残っています。
この事故を受けて輸送安全調査員は既に調査を行っているのえすが具体的に始まったばかりで事故原因までは明らかになっていません。
このストラップはプロペラを固定するために使用されるもので、本来は飛行前に取り外すことになっているといいます。もちろん機体が飛び立つ前は日本国内であれば人が機体の下で作業をしており殻ならず誰かの目につくはずです。もちろんプロペラについているとすれば異常なものがついていると気づくはずですが事故が発生してしまった、ということになります。
ちなみに今年1月には折れたプロペラが客室内を貫通するという事故も発生しており、ターボプロップエンジン機であればプロペラが回転する真横に座るのはこういった事故に巻き込まれる可能性がゼロではないというのは覚えておきたいところです。