海外の複数メディアによると暗殺されたといわれているのは読み方があっているのかは不明ですがエブゲニー・ヌジンという55歳の人物です。この人はロシアで殺人犯として懲役24年の刑で服役中で刑務所でワグネルに勧誘されて兵士となりウクライナに投入されたといいます。

このヌジンはウクライナとの前線に投入されることになったらしいのですが、ヌジンは「家族がウクライナにいる」としてウクライナ側に投降、さらに「これからはウクライナ側に立ってロシアと戦う」などと口にしていたといいます。



ここから話がいろいろとおかしくなるのですが、ヌジンはウクライナ側に無事に渡ったとされるのですが、今月11日、ウクライナの首都キエフを歩いていたところ頭を殴られ誘拐されました。
ここからは映像として公開されているのですが、地下室のようなところに閉じ込めれている様子が確認でき、軍服着た男にハンマーでその後殺害されるというショッキングな内容になっているとのこと。映像はロシアのSNSに何故か流出しているといい今回に西側メディアも伝えたという流れです。

いろいろとツッコミどころはあるのですが、ワグネル側は今回内容について「ヌジンがウクライナのキエフで拉致され殺されたかどうかは不明だ」としながらも「裏切り者を処罰するのは我々のしきたりだ」と発表しています。

この出来事についてあくまで推測としてヌジンが殺害されたことは間違いないと考えられるのですが、要するに見せしめとして殺された可能性が考えられます。ウクライナはロシアの招集兵について投降すれば保護すると約束したり場合によっては過去に報酬を与えるとまで発表していたこともあります。これまである程度のロシア人が投降している可能性が考えら、ロシアとしてはそれを防ぎたいがためウクライナ側とつながりのある人間をあえて投降したと仕立て上げ殺害しネットに投稿することで国民に対して防ぐ目的があるというものです。


ワグネルについてはプーチンの影部隊などと西側は呼んでいるのですが、これまでも民間人虐殺や様々な戦争犯罪を繰り返してきたとされています。またウクライナ侵攻後は不足する兵士を集めるため刑務所をまわり囚人を募集、主に殺人者と違法薬物で服役していた人間を軍人として招集し前線に投入しているとされています。

参考