image_101

新型コロナの4回目か5回目かよくわからないレベルの回数を打つことになった現在。求められるのはコストのかかるワクチンを国産化することですが、一方で韓国では国産ワクチン『スカイコビワン(Skycovione)』を1000万人分契約し購入したもののいくつかの理由で接種した人はわずか3575回となっていると報じられています。

韓国メディアによると、SKバイオサイエンスが開発した韓国産第1号ワクチン、スカイコビワン(Skycovione)について、国内では2022年9月5日以降新型コロナ用のワクチンとして国が承認し接種が行えるようになったものの、まもなく3ヶ月が経過しようとしている現在接種件数はわずか3575件となっていると報じています。

このワクチンは韓国政府が既に1000万回分契約し購入しているものの接種した人は1/1000以下という規模になっている件についてどのような理由があるのか。

今後日本でも登場した場合に想定される例として紹介すると、現在韓国ではメッセンジャーリボ核酸(mRNA)方式を採用したワクチンであるモデルナ社およびファイザー社の改良ワクチンをメインワクチンとしており、この方式を望まない場合の補助ワクチンとして遺伝子組換え方式であるスカイコビワンとノババックス社のワクチンを接種できるというものになっています。
つまりアレルギーや何らかの理由によりこちらを選べるというものになっており選択する人がそもそも少ないという現状があります。他にも1回目、2回目と同じワクチンを3回目も選ぶ人が多く追加接種でも選択する人は少ない理由があるとのこと。

当然ワクチンには消費期限があることは知られているのですが、韓国産ワクチンはどうなのか。記事によると購入したワクチンの有効期限(消費期限なのかは不明)は6ヶ月としていたものの、現在は9ヶ月に伸ばしたとしています。