ロシアでは11月最後の日曜日は自国が制定した『母の日』です。これは日本や西側の『母の日』、つまりアン・ジャービスを追悼するものとは異なります。そんな母の日にプーチン大統領の元に集められたのは母親ですが、実はこの母親らはプーチンがウクライナの戦地に送った家族のいる母親でした。

プーチン大統領は「国を支える基盤は母親だ」などと主張し、自信が行った召集やその支援に対して母親に感謝するという内容となったとのこと。

ただその時プーチン大統領が語ったのは「誰でもいつかは死ぬものだ。問題はどう生きたかだ」という言葉です。これは今回のテーマからもウクライナ侵攻による犠牲になったロシア人の若者も指すものと思われるのですが、プーチン大統領としてはこの戦死は意味のある戦死だと主張したい意図があると考えられます。

ちなみにプーチン大統領と面会し険しい表情を浮かべる母親はそこらの一般人ではなく政府の役人や代表者の中から慎重に選ばれた人物らです。

この内容について国内では「プーチンが最高の名誉を授かればいい」「自分が戦場にいけばいいだろ」というコメントが相次いでいました。