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広い海で双方の船が衝突するという事故は毎年発生しているのですが、先日アメリカのサンディエゴ湾内で米海軍の艦艇が衝突寸前で回避するニアミスがったと報告されています。

Task & Purposeによると先月29日、アメリカのサンディエゴ湾で湾内を行き交う船を撮影している@SanDiegoWebCamの投稿者はミサイル駆逐艦モムセンとハーパーズ・フェリー (ドック型揚陸艦)が危うく正面衝突する寸前で回避するという珍しい映像を投稿しました。

こちらがその映像になるのですが、米国第 3 艦隊のスポークスマンであるサミュエル・ボイル中尉によると今回にニアミスで双方に被害はなかったとしています。また今回の映像に関してキャンベル大学の海事史の研究者によると、映像の撮影位置からかなり接近しているように見えるだけではないか?という趣旨の説明をしています。また双方に航行規則違反のようなものは見当たらないとはしています。

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記事によると双方の船は同じ航路を航行していたとしており、操舵が遅れたためこのような事態になったといい、無線では両方の船が航路を外すやり取りをしており問題はないとしています。

▼船員らが右舷側に集まり始める
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とはいえ、駆逐艦は急角度で進路変更をしており急いでいたことは間違いありません。また記事では「本当の問題はなぜ双方がここまで接近するまで操舵を待ったのか」と指摘しており、明らかに目視できるサイズの艦艇が操舵に遅れた理由が不明だとしています。