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物流の要となる自動車。特に貨物トラックとなると化石燃料を使用しているのですが、韓国各地でガソリンが不足するという事態が相次いでいると報じられています。

YTNによると今回のガソリン不足は主に韓国の首都圏で発生しているもので、もちろんガソリン以外にもディーゼルの軽油も不足しているといいます。とあるガソリンスタンドでは平時よりも11倍ほど来客が増えているといい、今回のガソリン不足が原因で確実に増えたと話しています。このことを受けて満タン給油する人も多く1回の給油量も増加しているとのこと。

[경제]품절 주유소 전국 확산...추가 명령 발동 주말 분수령 | YTN
https://www.ytn.co.kr/_ln/0102_202212021801078818

原因は何なのか。理由は貨物連帯集団が行ったストライキです。このストライキで国内のガソリンなどの燃料の輸送が止まったことで補給が間に合わず今回の事態に陥ったとしています。ただし全部のガソリンスタンドではなく、特に首都圏であれば60%ほどのドライバーが加入しているとのこと。

このストライキは化石燃料以外に産業全体に影響する可能性を指摘されており、例えばセメントの出荷が中断したことで建物建設が遅れたりスケジュールが狂うなどの問題がでているとのこと。

今回のガソリン不足は当初からタンクローリーのドライバーがストライキに参加することが指摘されていました。原因は『安全運賃制』という国が定めた制度が云々と記載されており、適用を求め今後はコンテナやセメント、危険物、鉄鋼など5つも拡大するよう政府に求めているとしています。