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ロシアがウクライナ侵攻をはじめて9ヶ月。ウクライナ側が本土を取り戻しつつあるのですがロシアの状況について巡航ミサイルなど精密誘導兵器を使い果たしてるのではないかと報じられています。

今月3日アメリカ国家情報長官が説明したもので、戦闘開始から9ヶ月が経った現在ロシアは異常な速度で兵器を使用しているとし、特に誘導ミサイルなどの兵器が相当不足しているのではないかと主張しています。

Russia burning through ammunition in Ukraine at ‘extraordinary’ rate

ヘインズ長官によると、現時点でロシアが誘導兵器を自力で生産するような能力は不十分と考えられるとし、話の中では具体的にどの程度不足しているのか、そのくらいの速度で消費しているのかなど具体的な数値は出ていなかったとのこと。

その上で、不足する兵器購入するため他国に手を出しているといい、特に榴弾砲などの大型砲弾は北朝鮮から入手していると断言しているのですが、現段階では数は少ないだろうと説明しています。

またイランから精密誘導兵器を得ようとしているといい、これらは既にウクライナインフラに対して攻撃した無人兵器として輸出されていたことが公式で明らかになっています。

これらインフラに関する攻撃はロシアはウクライナの戦意を弱体化させること説明しており、米国としては現状でアプローチが成功している兆候は見ていないとのこと。戦意喪失は時間の経過とともに起こるかもしれないが、ウクライナの重要なインフラがどれほど回復力があるか、国がそれらの標的を守るか、そして助けるかは西側の能力にかかっているだろうと説明しました。