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人に付けられている名前。これは世界各国で共通した文化になるのですがその名前をつける基準は親によって様々です。しかし、「爆弾」や「銃」という名前を意味するものにしろと謎の命令されるがあると報じられています。

北朝鮮当局が市民に対し、子どもの名前を「爆弾」「忠誠」「衛星」などのイデオロギー的、または軍国主義的な意味を持つ名前に変更するよう命じていると報じられました。北朝鮮では近年、柔らかい母音で終わる名前の子どもが増えており、当局は中国風・日本風・韓国風の名前を付ける親を非難しているとのことです。

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該当する記事によると、北朝鮮ではかつてチョン・シム(忠誠)、チョン・イル(銃)、ポク・イル(爆弾)、ウィソン(衛星)というイデオロギー的または軍事的な意味を持つ愛国的な名前を付けるように奨励されてきたものの、近年外国文化の影響が入るにつれ子供の名前がより穏やかで高揚感があるような普通の名前がつけられるようになってきたといいます。

具体的には『子音』で終わる名前の代わりに、韓国で子供に付けられる名前と似た『母音』で終わる名前が子供たちに付けられるようになってきたとのこと。

このことを受けて北朝鮮政府は大人を含め子供の名前が柔らかすぎたり単純すぎると判断された場合、また子音のない名前は「反社会主義者」と判断し改名するよう求めているとしています。

記事によると2022年10月頃より反社会主義者に対して名前変更するよう強調されてきたとしており、政府は変更しない場合は罰金を科すとしているものの現時点で罰金額などは決まっていないともしています。