韓国与党・国民の力の議員によると韓国原子力安全委員会の資料として2018～21年に日用品から放射線が出ていて、かつ基準に違反した製品が112製品ありました。これらはマットレスやブレスレット、布団など私達の身近な日用品になります。

これらの製品は原子力安全委員会が調査・測定を行い、違反が見つかれば日本円最大90万円近い過料となり内容を発表、そして回収命令が言い渡されます。

具体的に回収率はどのくらいなのか。韓国で大問題となった放射線をだす鉱物が入れられたテジンベッドのマットレスは全て回収していたものの、それ以降の温水マットは回収率が54.9％、枕は26.1%、他にも同様に枕があるもののそれはわずか0.2%という数値でほとんど回収されていないと説明しています。



理由については捨てやすいということも考えられるのですが、大企業が販売したものではなく零細企業が街中で販売していたもので回収が難しいという側面があるとしています。韓国では回収率が低い場合に過料を徴収するということは行っておらず、あくまで会社側の回収のための宣伝などが不十分な場合に徴収はできるとしています。

いずれにしても誰がどの商品を購入したのかは販売店側も把握しているケースはすくないと考えられ、一度販売されれば利用者は問題がある製品だと知らないまま使うというのはその他の不良商品と同じということになります。